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認知症と物忘れの違い

2020年04月25日

認知症は病気で、物忘れは生理的なもので正常範囲内のものです。

 

認知症の症状は、同じことを聞くなどの物忘れ症状に加えて、今までできていたことができなくなるなどにより日常生活に支障をきたしてきます。

 

例えば、買い物がうまくできなくなる、料理ができなくなる、今までできていた書類が書けなくなる、薬の管理ができなくなるなどです。

 

それらの症状が少しずつ進行している場合は、アルツハイマー型認知症も疑われます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


片頭痛の特徴

2020年04月18日

片頭痛は、20代から40代の女性に多い頭痛です。少ないですが男性にもみられます。

 

血管が拡張することによって起こる頭痛で、ずきずきとした痛みです。

 

頭痛以外に、吐き気、光や音に過敏になることも特徴です。

 

動くと頭に響くので、頭痛がしているときは横になっている人が多いです。

 

理前後や気圧の変動のある天気が悪くなる前に頭痛が起こりやすいのも特徴です。

 

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MRIでの大脳の白質病変

2020年03月28日

頭部のMRI検査を行うと、大脳の白質病変が見られることがあります。

 

高齢者にみられることが多いですが、片頭痛のある若い人にも見られることがあります。

 

高齢者の場合は、脳の血流不全が原因で神経の軸索や髄鞘と言われる部位が障害されて起こります。

 

高血圧や糖尿病などがあると起こりやすいです。

 

生活習慣病の管理が脳の保護になります。

 

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血管性認知障害について

2020年03月14日

血管性認知障害とは、血管由来のさまざまな認知障害を特徴づけるものです。

 

脳卒中だけでなく、さまざまな血管障害による原因で認知症に至るものを含むものです。

 

より予防優先の概念で、血管障害を予防することで認知症を予防しようという考えです。

 

実際に厳格な血圧管理にて軽度認知障害(MCI)の発症が予防できることが報告されています。

 

血圧に加えて糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙の管理などが必要です。

 

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薬剤使用過多による頭痛

2020年03月08日

鎮痛薬を毎日のように飲んでいると、頭痛が慢性化し治りにくくなります。

 

薬物乱用頭痛とも言われます。

 

もともと片頭痛などをもっている人が、鎮痛薬を飲みすぎることで起こります。

 

脳の中脳水道周囲灰白質における痛覚抑制機能に影響があって、頭痛が慢性化すると考えられています。

 

慢性の頭痛がある方は病院で相談を。

 

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減塩療法

2020年02月22日

日本人は一般に塩分摂取量が多く、1日に10g程度摂取しています。

 

塩分が多いと高血圧、心不全、慢性腎臓病などの悪化要因になります。

 

目標は1日6g以下です。

 

加工食品に多く、麺類、つゆもの、丼ものは注意が必要です。

 

リウムの多いもの、例えば野菜や果物は塩分を排泄してくれるので有効です。

 

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高血圧と利尿薬

2020年02月15日

血圧を下げる薬は何種類もありますが、その中に利尿剤と言われるものがあります。

 

これは血液中のナトリウムと水分を体の外に排泄して血圧を下げます。

 

一般の血圧を下げる薬で下がりにくい場合に、利尿薬を追加すると一気に血圧が下がる人もいます。

 

利尿薬は体液量がへるだけでなく、血管抵抗性も下げる効果があるようです。

 

心不全のある高齢者にも有効のようです。

 

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緊張型頭痛の薬以外の治療

2020年02月08日

緊張型頭痛の治療はNSAIDSなどの痛み止めの治療が一般的です。

 

痛み止め以外には、予防療法を行いますが筋弛緩薬や抗不安薬などが用いられます。

 

薬以外では、理学療法、認知行動療法などが用いられます。

 

ストレスや精神的な緊張が危険因子で、うつや不安神経症のある方は慢性化しやすいので注意が必要です。

 

運動不足やうつむき姿勢も悪化要因です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


糖尿病と脳卒中

2020年02月01日

血糖が高い状態が長い間続くと動脈硬化が進行し、脳梗塞などの脳卒中になるリスクが高くなります。

 

血糖値が高いことに加えて、血圧、脂質、喫煙、尿中アルブミンが高いとさらにリスクが高くなります。

 

糖尿病のある方でも、きっちりと管理できれば正常の人と総死亡率は変わらないようです。

 

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インフルエンザ感染

2020年01月25日

現在インフルエンザに感染した方が増えているようです。

 

急な高熱、悪寒戦慄、関節痛などがみられる場合はインフルエンザの感染が疑われます。

 

その場合は病院でインフルエンザ感染の検査が必要です。

 

検査で陽性の場合は、インフルエンザの治療薬が必要です。

 

1回のみの吸入薬か飲み薬の抗インフルエンザ薬が必要です。

 

感染した場合は約5日間の自宅安静が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


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