HOME › ブログ

ブログ

気象関連疼痛について

2019年10月19日

天気が悪くなる時や、気温が下がったときに痛みがでることがあります。

 

片頭痛、腰痛、線維筋痛症の人にみられます。

 

痛み以外にも、喘息、めまいなどがみられることがあります。

 

そのメカニズムとして、気圧の低下に伴い交感神経が興奮してしまうことで疼痛部位を刺激することが考えられています。

 

気圧や温度の変化に感受性の高い人とそうでない人がいるようです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


手足が腫れてきた

2019年10月05日

以前と比較して手足が腫れてきた場合、先端巨大症の可能性があります。

 

脳の下垂体という部位から成長ホルモンが分泌されています。

 

これが腫瘍になり、過剰に分泌されることによって起こります。

 

手足の腫れ以外に、特徴的な顔貌、高血圧、高血糖、睡眠時無呼吸などがみられます。

 

治療として、手術や薬、放射線治療などがあります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


腹痛症状を示す片頭痛

2019年09月28日

若年の女性で腹痛発作を繰り返す場合は「腹部片頭痛」の可能性もあります。

 

片頭痛は頭痛を起こす病気ですが、腹部症状としてでる場合もあります。

 

原因は片頭痛と同様に脳にあります。

 

腹痛は発作的に起こり2時間以上持続し、吐き気や嘔吐を伴い、片頭痛の家族歴がある場合は疑われます。

 

片頭痛の薬のトリプタンが有効です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


クリスタルハーモニージャズオーケストラ コンサート情報

2019年09月10日

9月29日にレクザムホールでジャズのコンサートがあります。

興味のある方はぜひ来場ください。



薬を飲んでも下がらない高血圧

2019年09月07日

血圧を下げる薬を3種類飲んでも血圧が下がらない場合があります。

 

この場合は二次性高血圧の可能性があり、全高血圧のうち3-10%にみられます。

 

その中で多いのが原発性アルドステロン症です。

 

アルドステロンという血圧をあげるホルモンが過剰に体内で分泌されることによって起こります。

 

診断には血液検査で、血中のアルドステロンの濃度の測定が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


首下がり症候群

2019年08月31日

首が前に垂れ下がってしまうため、前が見えにくくなり首の痛みが見られる場合があります。

 

パーキンソン病の方にみられる症状のことがあり、病気自体の症状の場合もあるし薬の副作用で起こる場合もあります。

 

パーキンソン病以外にも、筋肉や末梢神経、関節の病気でみられることもあります。

 

原因に応じた治療が必要になってきます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


めまいと頭痛が同時に起こる

2019年08月24日

以前から片頭痛のある方で、頭痛に伴ってめまいを起こす場合は片頭痛に伴うめまいの可能性があります。

 

めまいは回転性であったり、非回転性であったりするようです。

 

持続時間は数秒のこともあるし、数時間続くこともあります。

 

片頭痛もちの人がめまいを伴う場合はこの前庭性片頭痛を疑いますが、めまいの治療として片頭痛の治療が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


群発頭痛と酸素療法

2019年08月17日

群発頭痛は片側の目の奥から周囲の激しい痛みで、約1時間程度持続して止まります。

 

この頭痛が1日に1-2回起こり約1か月程度持続します。同じ時間帯に起こりやすいのも特徴です。

 

群発頭痛の治療の一つとして、「酸素療法」が保険適応となりました。

 

頭痛の発作が起こった時に高濃度の酸素を吸ってもらうことで症状が緩和されます。

 

当院でも何人かに使用して頂いておりますが、ある程度効果があるようです。

 

群発頭痛は激しい痛みで、薬も効きにくいため「酸素療法」も有効な治療の方法と思います。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


認知症と妄想

2019年08月10日

認知症になるとさまざまな妄想がみられることがあります。

 

妄想はBPSDの一つであり、家族にとって介護負担になります。

 

認知症では、被害妄想と誤認妄想が多くみられるようです。

 

妄想は脳のドーパミン系の異常が関与しているようです。

 

物とられ妄想などは比較的認知症の早期からみられ、脳の障害に加えて心理社会的な要因が関与しているようです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


乳汁分泌と脳腫瘍

2019年08月03日

妊娠していないにもかかわらず乳汁の分泌がみられる場合ば脳腫瘍の可能性もあります。

 

脳の下垂体という部位からプロラクチンというホルモンが分泌され、その結果乳汁分泌が起こります。

 

下垂体腺腫がホルモンを過剰に分泌します。

 

この場合、薬でコントロールできることが多いですが、手術が必要になることもあります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


このページの先頭へ