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診療のご案内

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脳神経外科
内科

脳ドッグのご案内

 頭痛やめまい手足のしびれなどの症状がなくても脳梗塞や脳腫瘍などの病気にかかっていることがあります。また脳の血管が細くなって脳梗塞を起こしかけているような場合があります。
あらかじめ症状がでる前に脳の検査をすることで脳の病気を予防することが可能な場合があります。またどのようにすれば脳卒中を予防することができるか、生活習慣についてアドバイスをさせて頂きます。

Q.どのような場合に脳ドックを受ければよいでしょうか?
ー血圧が以前から高い場合や血糖値が高い場合は、脳の動脈硬化が進んでいる可能性があります。この場合かくれ脳梗塞ができているかもしれません。このような方は脳ドックをお勧めいたします。また頭痛、めまい、しびれがある場合もご相談下さい。

Q.MRIとMRAの違いは何ですか?
MRIは脳の輪切りの検査です。MRAは脳の血管の検査です。
MRAでは脳血管の狭窄や閉塞はないか?脳動脈瘤はないか?などの検索を行います。

Q.脳ドックに公的な補助が使えますか?
ー可能ですのでお近くの役場でご相談ください。

Q.脳ドックの時間は?
ー検査時間は約2時間です。検査当日にすべての説明を行わせて頂きます。

Q.認知症の検査もできますか?
ー脳ドックのオプション検査でアルツハイマー病早期診断MR画像解析検査(VSRAD)を行っております。(検査費用:3000円)脳ドックをお申し込み時に受付にお申し出下さい。
アルツハイマー病では、海馬・海馬傍回の萎縮が最も早く起こることがわかっています。この検査をすることで早期にアルツハイマー病は始まっているかを判定することができます。
いままでは海馬の萎縮の程度を評価することが難しかったですが、これを使うことによってより正確に診断することが可能になりました。

費用:標準脳ドック:50000円 簡易脳ドック:25000円 
標準脳ドックは簡易脳ドックに血液検査、尿検査、胸部レントゲン検査、頚椎レントゲン、心電図検査が追加となります。より広範囲の脳の健康管理をご希望される方にお勧めしております。




診療について

一般診療:脳神経系が専門ですが、高血圧、糖尿病、高脂血症、風邪、疲れ、喘息、胃のむかつき、脈が乱れる、腹痛、下痢、便秘、不眠、うつなどの診療も行っております。
専門外来:頭痛外来、もの忘れ外来、脳卒中外来など。
その他
禁煙外来 
検診
各種予防接種(子宮頸がんワクチン、MRワクチン、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチン)


このような症状はありますか?


1.頭痛

脈打つような頭痛、吐き気がある、頭痛の前にチカチカと光が見えるなどの症状がある場合は片頭痛が疑われます。朝起きたときに頭痛がある場合は脳腫瘍、突然の激しい頭痛がある場合はくも膜下出血などの可能性も考えられます。

2.めまい

めまいにはぐるぐる回るめまいと揺れるめまいとあります。めまいの多くは良性のものですが、中には脳梗塞や脳腫瘍が原因で起こるものがあります。MRIにて血管の閉塞があるかどうかなど検査が必要な場合もあります。

3.物忘れ

よく知っていることを思い出せない、同じことを繰り返し聞く、道に迷う、最近怒りっぽいなどは認知症を疑う症状です。認知症の原因にはいろいろありますが、最も多い原因はアルツハイマー病です。それ以外にも正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫などが原因になる場合があります。これらは治療することによってよくなる認知症です。

4.肩こり首こり

こりの多くは首から肩にかけての筋肉疲労で起こります。ひどい場合は頭痛を引き起こすこともあります。その他頚椎の異常、心臓からくる場合、血圧が関係している場合などさまざまな原因があります。

5.手足顔面のしびれ

手足がしびれる場合、原因として脳の異常から来るもの、頚椎腰椎の異常から来る場合、末梢神経に異常がある場合、その他循環障害などで起こる場合があります。

6.歩きにくい、足が疲れる

脳が原因で歩行障害がある場合は、脳卒中、パーキンソン病、正常圧水頭症などの原因があります。脳以外にも腰部脊柱管狭窄症など腰からくる場合、足の血管が詰まっている場合、筋力低下によるものなどさまざまな原因があります。

7.呂律が回らない

言葉がもつれるような症状がある場合は、脳の言語中枢に脳梗塞を起こしている可能性があります。

8.意識を失った

急に意識がなくなる場合は、脳が原因の場合、心臓から来る場合(急な不整脈など)、迷走神経反射に伴うものがあります。

9.耳鳴り・難聴

耳鳴りの多くは耳鼻科的な原因か、老化に伴うものが多いと思われます。中には聴神経に腫瘍ができて耳鳴りや難聴を起こす場合があります。

10.手のふるえ

じっとしているときに起こるふるえ、動いているときに起こるふるえがあります。じっとしているときに起こるものはパーキンソン病などが疑われます。動いているときに起こるものは脳梗塞などが疑われます。

11.脳卒中後の手足のこわばり(痙縮)

脳卒中になり半身麻痺になるとしばらくして麻痺している手足の筋緊張が高くなります。
これに対してボトックスといいう注射をすることである程度改善させることができます。
当院ではボトックス治療を行っておりますのでいつでもご相談ください。
ボトックスはボツリヌス毒素を利用し、筋緊張をとります。


受診の流れ


1.受付・待合室

1.受付・待合室

受付
初診時はまず保険証の提出をお願いします。わからないことがあれば受付で聞いて下さい。



2.診察室

2.診察室

診察室
すべて電子カルテで診療を行います。画像もモニターで映します。



3.検査(MRI)

3.検査(MRI)

検査(MRI)
頭部以外にも全身の検索が可能です。処置室:点滴や採血などを行います。


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