アルツハイマーの予防法は常に頭を使うこと
2011年08月05日
歳をとっても脳を使うことで認知症を予防することができるという報告がたくさんあります。特にいままでしたことがないことを始めることが脳の刺激になるようです。昔から脳は外敵に常に目を光らせている必要性から、新しいもの、珍しいものに敏感に反応する脳の機構をもっています。その時神経細胞は突起を伸ばしていきます。このことが認知症の予防効果になるようです。歳をとっても何か新しいことに挑戦しましょう。
授乳中の頭痛薬の飲み方
2011年08月04日
ほとんどの薬剤は母乳中に移行することが知られています。しかし実際には少量しか移行しないと言われています。ロキソニン、カロナール、トリプタンなどは頻回でなければあまり問題ないと報告されています。
ただし全く安全というわけではありません。授乳後または搾乳後に薬を飲むこといよって、次の授乳までの間があくことにより、より安全性が増すと思われます。
緊張型頭痛のメカニズム
2011年08月03日
緊張型頭痛の発症メカニズムはまだわかっていないことが多いですが、末梢性のメカニズムと中枢性のメカニズムが関与していると言われています。末梢性とは頭と首の筋肉の緊張に伴うものですので、筋緊張をとることが治療になります。また慢性化した頭痛の場合は、中枢性のメカニズムが関与しており、脳からの筋収縮を抑制する経路の働きが悪いと考えられています。
治療としては肩こり頭痛体操、、飲み薬による治療が必要です。
脳卒中に伴う頭痛
2011年08月02日
脳卒中に伴う頭痛として、脳出血やくも膜下出血を起こすと頭痛を起こします。脳の血管が詰まる脳梗塞でも頭痛をきたすことがあります。脳卒中の約10%に頭痛を伴うようです。脳梗塞の場合は特に後方循環系(椎骨脳低動脈系)の異常で頭痛をきたすことが多いようです。後頭部の頭痛が続く場合は早めに病院で診察してもらいましょう。
高カルシウム血症
2011年08月01日
全身の痛み、抑うつ傾向、消化器症状(吐き気)、尿路結石、高血圧などの症状が継続する場合は、高カルシウム血症に伴う症状の可能性もあります。原因としては、副甲状腺の異常や、ビタミンDの薬による副作用、がんによる骨転移などいろいろあります。通常の血液検査では血液中のカルシウムを測定することがないので、以上のような症状がある場合は病院で血液検査を追加してもらいましょう。
月経時片頭痛
2011年07月30日
月経時に起こる片頭痛は他の時期に起こる片頭痛と比較して、持続時間が長い、痛みが強い、薬が効きにくい、頭痛が再発しやすいなどの特徴を示すようですので、痛み止めの調整が必要です。妊娠の可能性がある場合は、月経周期が規則的であれば、月経が遅れた時点で薬を中止すれば通常は問題ないようです。
頭痛外来
2011年07月29日
「頭痛ぐらい病気ではない」と思っていないでしょうか?市販の頭痛薬である程度痛みはコントロール可能ですが、飲みすぎると薬物乱用性頭痛になってしまいます。最近では頭痛の治療法が改善してきていますので、慢性的な頭痛で困っている方は一度病院で相談してみましょう。痛いときに痛み止めをのむだけでなく、予防薬を飲む方法で症状が改善する場合もあります。
カロリー制限で脳の老化予防
2011年07月28日
通常の7割程度のカロリーしがえさを与えなかった動物では、老化のスピードが遅かったと報告されています。このとき脳の老化も抑えられたとのことです。カロリーを抑えることで、肥満を抑えインスリン抵抗性を改善し、また活性酸素の発生を抑制します。脳の炎症も抑えられアルツハイマー発症の予防になります。若いうちから気を付けることで、病気の予防になります。
抗酸化物質コーヒーの効果
2011年07月27日
コーヒーには抗酸化物質が含まれており、適量であれば健康に良い効果を示すようです。神経細胞死を防ぐ効果があり、アルツハイマー病の予防効果もあるようです。脳卒中の予防効果も報告されています。1日に2-3杯が効果的です。カフェイン自体にアルツハイマーの原因となるベータ アミロイドを脳の中から排除する効果があるようです。
アルツハイマーとオメガ6脂肪酸
2011年07月26日
オメガ6脂肪酸は、サラダドレッシング、マーガリン、コーンオイル、マヨネーズなどに含まれる脂肪で、脳内の炎症を促進して神経細胞を壊れやすくさせます。ファーストフードに多く含まれています。これらの脂を控え、魚の脂やオリーブオイルを使うことがアルツハイマー病予防に有効です。
魚の脂はオメガ3といって、炎症を抑え、血栓ができないようにし、老化を遅くするような作用があります。積極的に魚から脂をとるようにしましょう。