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パーキンソン病に対するリハビリテーション

2012年04月17日

パーキンソン病は脳内のドーパミンが減ることによって、手の振るえ、歩行障害、すく

み足などの運動に関する症状が中心にみられる病気です。治療法は脳内で減少した

ドーパミンを増やすお薬を飲むことが中心です。薬で症状はある程度改善しますが、

病気は少しずつ進行していきます。薬による治療に追加してリハビリテーション治療

が有効です。筋力を維持したり、体のバランスをとったりなどの運動をすることで症状

を安定化させます。パーキンソン病の方は体が動きにくいので、筋力が低下しますま

す動きが悪くなりがちです。定期的なリハビリがお勧めです。

 

当院でもパーキンソン病のリハビリを行っております。

こくぶ脳外科・内科クリニック


男性ホルモンと認知症

2012年04月14日

男性ホルモンテストステロン認知機能の改善効果があると報告されています。

ホルモンは脳の中でも合成されており、その作用は血液中から脳に作用するもの

よりも多いといわれています。年齢と共に脳内での合成も低下していくようです。筋肉

からも合成されるといわれており、運動することによって増加します。少なからず血液

中からの性ホルモンが脳に作用しており、運動することで認知症の予防効果もあるか

もしれません。実際に運動は認知症の予防効果が報告されており、性ホルモンの作

用も一因かもしれません。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニックへ。


42歳男性 左手と口のまわりのしびれ

2012年04月12日

(経過)数日前から左手と口の左側にしびれ感が続くとのことで病院受診となりまた。

力は十分認められています。体重はやや重くメタボ傾向です。

血圧は150/92mmHgと最近上昇傾向とのことです。煙草は1日20本程度吸うとこ

です。頭部MRI検査を行ったところ右の視床といわれる部分に小さい脳梗塞ができて

いました。

原因は動脈硬化伴う脳梗塞と考えられます。年齢的にはまだ若いですが、高血

圧、メタボ、喫煙などのリスクファクターが重なると脈硬化が進み、若くても脳梗塞

を起こしてしまうことがあります。まずは普段の生活習慣から気をつける必要があり

す。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニック


26歳女性 薬物乱用頭痛

2012年04月10日

(経過)中学生のころから頭痛もちで、頭痛があると嘔吐してそのまま寝込んでしまい

ます。ひと眠りすると症状が改善しています。このような症状が繰り返し起こり、仕事

でストレスがたまるようになってから悪化傾向とのことです。仕事を休むわけにはいか

ないので、市販の頭痛薬を飲んでなんとかしのいでいます。最近では頭痛薬を毎日

のように飲んでいますが、なかなか改善しないとのことでした。

脳の検査では明らかな異常はみられませんでした。症状と経過から片頭痛と考えら

れます。片頭痛が繰り返し起こり、それを抑えるためにたくさんの薬を飲み、薬物乱

用性頭痛になっています。

治療としてはまず鎮痛薬をなるべく飲まないようにすることが大切です。同時に片頭

痛の予防薬を飲むことによって、薬物乱用性頭痛から離脱しやすくする必要がありま

す。今のままの薬を飲み続けても、症状の改善はみられません。片頭痛は治る病気

ではないので上手に付き合っていくことが大事です。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニック


生理に伴う頭痛

2012年04月07日

片頭痛は20-40歳台の女性に多い頭痛です。生理に関連して頭痛を起こすことがく、常生活にも支障をきたす方が多くいます。しかし、病院を受診することはまだすくなく販の薬でがまんしている方が多いようです。生理に伴う頭痛は片頭痛であることが多く適切な投薬が必要です。女性ホルモンの変動が生理前後に起こりやすく、このことが片頭痛を起こりやすくしています。頭痛で困っているかたは一度病院で相談しましょう。

 

頭痛・こくぶ脳外科・内科クリニック


72歳 脳梗塞のケース (左のものによくぶるかる?)

2012年04月06日

(経過)以前から糖尿病と高血圧がありお薬でコントロールされていました。最近にな

り左にあるものによくぶつかるとのことで当院受診されました。神経学的には左側が

あまり見えていないようで、左視野障害が認められていました。その他手足のしびれ

や力が入りにくいなどの症状はありませんでした。

 

(検査)頭部MRIにて右の後頭葉というところに脳梗塞が確認されていました。後頭葉

は視覚野といわれるとことで、この部分が障害されることで左半分が見えにくくなって

いたと考えられました。

今後は再発予防目的で血液さらさらの薬が必要です。糖尿病や高血圧があるかたは

動脈硬化が進みやすく脳梗塞にもなりやすいので注意が必要です。症状があれば早

めの検査を。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニックへ。


肩こりに運動療法

2012年04月04日

肩こりの原因は、首や肩の筋肉の緊張により血流障害を起こし痛みなどの症状がで

ると考えられています。パソコンなど同じ姿勢で仕事をするとか運動不足などが悪化

要因です。外国人に比べて日本人に肩こりが多い原因は筋肉が少ないためと言われ

ています。軽い肩こりであればストレッチ程度で改善しますが、ひどい肩こりの場合は

病院で治療が必要です。頚椎や肩関節の異常から症状が出ている可能性もありま

す。両腕を上に伸ばして耳につかない場合は重い症状です。当院では理学療法士に

よる運動療法を行っておりますので症状がひどい方はご相談ください。

頭痛外来:http://www.kokubu-clinic.jp/headache/

 

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MRI検査のメリットとデメリット

2012年03月30日

MRI検査は磁石で撮影するためにCTやレントゲンのように放射線がでません。

そのため被爆をすることがないのがメリットです。また細部にわたっって体の中を調

べることができます。脳に関しては、MRAといって造影剤を使わずに血管を調べる

とができます。脳の血管が細くなっているところはないか?くも膜した出血の原因の脳

動脈瘤はないか?等を調べることができます。CTは肺や腹部の臓器を調べるのに

比較的適しています。調べる部位によってまた何を調べたいかによって使いわけが

行われています。

 

頭痛のことは、こくぶ脳外科・内科クリニックへ


朝に多い脳梗塞

2012年03月26日

脳梗塞や心筋梗塞は朝に多く起こることが言われています。特に朝の8時ごろにみら

れます。原因としては、夜に自律神経の副交感神経が優位になっていますが、朝起き

たときに交感神経優位になります。その時に血圧が変動して血管が詰まりやすくなる

ということと、朝に凝固機能が亢進するために血栓ができやすいということが言われ

ています。凝固機能を安定化させるためには規則正しい食事が大切です。朝に急に

胸が苦しくなるとか、手足のしびれや言葉がしゃべりにくいなどの症状が出た場合は

すぐに病院に行きましょう。

 

脳ドック:http://www.kokubu-clinic.jp/diagnosis/

 

頭痛のことはこくぶ脳外科・内科クリニック


アルコールによる脳萎縮の進行

2012年03月24日

適量のアルコールは健康にもよく、寿命も伸びることが報告されています。しかし飲みす

ぎると逆に寿命が短くなると報告されています。脳に関しても同様に飲みすぎると脳が萎

しやすいと言われています。これはアルコールにより神経細胞が死滅するために起こ

ります。また飲みすぎは喉頭がんや食道がんのリスクも上昇させます。日本酒で2合以

上の飲酒はリスクを上げるようです。適量の飲酒を心がけましょう。hospital

 

脳ドック http://www.kokubu-clinic.jp/diagnosis/

 

頭痛でお悩みの方はこくぶ脳外科・内科クリニック


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