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月経時片頭痛の短期予防療法

2012年06月25日

片頭痛が生理前または生理中に限定して起こる場合には、短期予防療法が効果的

な場合があります。

生理数日前から生理中にかけて5-7日間トリプタンを毎日飲む方法や、通常の鎮痛

薬を朝晩飲んで、発作が起こった場合のみトリプタンを服用するという方法がありま

す。

月経時片頭痛は薬が効きにくい場合が多いようです。

睡眠不足にならないようにする、疲れないようにする、飲酒を控えるなどの生活習慣

に気をつけることも大切です。

またマグネシウムやビタミンB2などサプリメントが有効な場合があります。

 

頭痛とこくぶ脳外科・内科クリニック


57歳男性 15分ほど言葉がでなくなる。

2012年06月23日

食事中に急に言葉が出なくなったとのことで受診となりました。症状は約15分ほど続

き、その後回復しました。

お酒を飲んでいたのが原因かもしれないけど、心配になったとのことでした。

頭部MRIでは、脳梗塞はできていませんでしたが、左の「中大脳動脈」という血管が

詰まっていました。

診断は「一過性脳虚血発作」で、血管の詰まった部分の脳血流が一時的に低下して

症状がでたと考えられました。

以前から高血圧がありましたが、特に治療はしていなかったとのことでした。

血圧が高い場合は動脈硬化が進みやすいので、早めの治療が必要です。

 

脳卒中とこくぶ脳外科・内科クリニック


早朝高血圧と片頭痛

2012年06月19日

片頭痛は早朝に頻発することが知られており、その原因の一つに早朝高血圧が関与

している可能性が指摘されています。

ARBというタイプの血圧を下げる薬が、早朝高血圧に伴う片頭痛の予防効果がある

ことが報告されています。

ARBは体内のレニンーアンギオテンシン系を抑制することで血圧を下げますが、この

系が三叉神経に何らかの作用を及ぼし、片頭痛を抑制するのではないかと考えられ

ています。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニック


64歳 男性 手のふるえ

2012年06月13日

約1年前から字を書くときや人前で話しをするときに手がふるえるとのことです。

特に字を書くときは手に力が入ってしまい、書きにくいとのことでした。

手のふるえの原因は、パーキンソン病本態性振戦などがあります。

薬を使うことで症状を和らげることが可能ですので、症状が続く場合は病院で相談し

ましょう。

 

脳卒中とこくぶ脳外科・内科クリニック

 


脳卒中後遺症とボツリヌス毒素

2012年06月08日

脳卒中の後遺症半身麻痺があります。半年ほどで急速に症状は回復しますが、あ

る程度時間が経つと回復が遅くなります。また筋肉の緊張が高くなり、動きが悪くなる

こともあります。これを痙縮と言います。

治療法のひとつにボツリヌスを筋肉に注射する方法があります。注射することで、筋

緊張が緩み、手足の動きが改善する場合があります。効果は3-6ヶ月継続しますが、

効果が落ちてきた段階で再度注射が必要になってきます。

当院でも治療を行っておりますのでご相談ください。

 

脳卒中とこくぶ脳外科・内科クリニック


失神の原因は?

2012年06月04日

突然に意識を消失してしまうことがありますが、原因としてさまざまなものがあります。

急な不整脈などが原因で脳血流が低下する場合、迷走神経を介しての失神として

経調節性失神、降圧剤などが原因の薬剤性失神、高齢者に多い起立性失神、てん

かんなど脳からくる場合などがあります。

脳や心臓からのものは生命に危険を及ぼすことがあります。

原因を明らかにして治療することが大切です。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニック


頭痛の前の肩こり症状

2012年06月01日

肩がこって頭痛がする場合があります。片頭痛の予兆として頭痛が起こる前に肩や

首の周りが張ってくる症状があります。片頭痛の数時間から数日前に見られます。

こり以外にも、疲労感、食欲低下、思考が緩慢になるなどの抑制症状、いらいらし

り、生あくびが出たり、食欲亢進、光音に過敏になるなどの興奮症状がみられたり

ます。

単に肩こりというわけではなくて片頭痛の症状のひとつです。これは脳内の神経伝達

物質の変化によるものではないかと考えられています。

 

頭痛があればこくぶ脳外科・内科クリニック


体を動かして痛みをとりましょう。

2012年05月25日

痛みには急性の痛みと慢性化した痛みがあります。

痛みが続くと安静にするのが基本ですが、長く続くと筋力が低下し廃用性萎縮という

状態になります。

さらには関節が硬くなってしまいます。その結果さらに痛みが出て、痛みは慢性化して

しまいます。

運動は廃用性萎縮を予防するだけでなく、脳から内因性のオピオイド(鎮痛物質)が

分泌されるので痛みが和らぎます。

慢性化した痛みがある場合は適度な運動が必要です。

 

頭痛とこくぶ脳外科・内科クリニック


52歳男性 健診で糖尿病を指摘された。

2012年05月24日

職場の健診で糖尿病を指摘され、2次健診で受診されました。

血液検査ではHbA1cは6.3でした。最近体重が増加傾向で、お腹も少し出てきたよう

です。仕事が忙しくであまり運動もできていません。

内臓脂肪が蓄積することによって、インスリン抵抗性が亢進することで糖尿病になっ

たと考えられます。

まずは食事療法と運動療法が大切です。カロリーを摂りすぎないこととバランスのよ

い食事が大切です。

また定期的な運動習慣も大切です。それでも改善しない場合は、適切な薬が必要です。

 


50歳女性 禁煙外来

2012年05月19日

禁煙外来アンケート

禁煙が成功した方に最後にアンケートにお答え頂いております。

1)禁煙が終わって今の感想は?

来院して本当によかった。二度と煙草を吸わない。

2)禁煙中にどんな点が大変でしたか?

2-3本に減って0本にする時。

3)禁煙を考えている人にひとことアドバイス

1日も早く禁煙外来を勧めます。

不安があっても来院すれば止めれる。

http://kokubunoge.blogspot.jp/


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