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急な頭痛とくも膜下出血

2019年11月30日

中年以降の方で突然に頭痛を起こした場合、「くも膜下出血」の可能性もあります。

 

くも膜下出血は脳動脈瘤が破裂して起こる場合が多いです。

 

脳内に出血している場合は命に危険が及ぶ可能性もあり、脳のMRI検査が必要です。

 

治療としては脳動脈瘤のクリッピングやカテーテルによる方法があります。

 

いままでにない頭痛がある場合は、脳の検査をお勧めします。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


認知症の予防と社会のつながり

2019年11月15日

社会との多様なつながりのある人は認知症になりにくいと報告されています。

 

例えば、同居の家族がいる場合、仕事をしている、地域の活動に参加しているような人は認知症になりにくいようです。

 

一人暮らしで刺激のない生活をしていると認知症リスクが高くなります。

 

デイサービスなどの介護サービスを利用することも予防に有効と考えられます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


インフルエンザの予防接種

2019年11月02日

インフルエンザの予防接種が11/1から始まりました。

 

インフルエンザは12月の末ごろから1-2月ごろにかけてピークになります。

 

予防接種をしてもすぐには効果がみられません。

 

12月末までに予防接種をすることをお勧めします。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


手の震え

2019年10月26日

手の震えの原因として、パーキンソン病、本態性振戦、生理的振戦、心因性などがあります。

 

パーキンソン病では、安静時に手が震えるのが特徴です。

 

注意をそらすと振戦が悪化する場合は本態性で、逆に意識すると振戦が悪化する場合は心因性を疑います。

 

心因性の振戦は若い女性に多く、自然に軽快することが多いようです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


気象関連疼痛について

2019年10月19日

天気が悪くなる時や、気温が下がったときに痛みがでることがあります。

 

片頭痛、腰痛、線維筋痛症の人にみられます。

 

痛み以外にも、喘息、めまいなどがみられることがあります。

 

そのメカニズムとして、気圧の低下に伴い交感神経が興奮してしまうことで疼痛部位を刺激することが考えられています。

 

気圧や温度の変化に感受性の高い人とそうでない人がいるようです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


手足が腫れてきた

2019年10月05日

以前と比較して手足が腫れてきた場合、先端巨大症の可能性があります。

 

脳の下垂体という部位から成長ホルモンが分泌されています。

 

これが腫瘍になり、過剰に分泌されることによって起こります。

 

手足の腫れ以外に、特徴的な顔貌、高血圧、高血糖、睡眠時無呼吸などがみられます。

 

治療として、手術や薬、放射線治療などがあります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


腹痛症状を示す片頭痛

2019年09月28日

若年の女性で腹痛発作を繰り返す場合は「腹部片頭痛」の可能性もあります。

 

片頭痛は頭痛を起こす病気ですが、腹部症状としてでる場合もあります。

 

原因は片頭痛と同様に脳にあります。

 

腹痛は発作的に起こり2時間以上持続し、吐き気や嘔吐を伴い、片頭痛の家族歴がある場合は疑われます。

 

片頭痛の薬のトリプタンが有効です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


クリスタルハーモニージャズオーケストラ コンサート情報

2019年09月10日

9月29日にレクザムホールでジャズのコンサートがあります。

興味のある方はぜひ来場ください。



薬を飲んでも下がらない高血圧

2019年09月07日

血圧を下げる薬を3種類飲んでも血圧が下がらない場合があります。

 

この場合は二次性高血圧の可能性があり、全高血圧のうち3-10%にみられます。

 

その中で多いのが原発性アルドステロン症です。

 

アルドステロンという血圧をあげるホルモンが過剰に体内で分泌されることによって起こります。

 

診断には血液検査で、血中のアルドステロンの濃度の測定が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


首下がり症候群

2019年08月31日

首が前に垂れ下がってしまうため、前が見えにくくなり首の痛みが見られる場合があります。

 

パーキンソン病の方にみられる症状のことがあり、病気自体の症状の場合もあるし薬の副作用で起こる場合もあります。

 

パーキンソン病以外にも、筋肉や末梢神経、関節の病気でみられることもあります。

 

原因に応じた治療が必要になってきます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


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