不眠について
2022年06月06日
不眠にもいろいろな症状があります。
なかなか寝付けないタイプ、途中で目が覚めるタイプ、朝早く目が覚めるタイプなどあります。
不眠の原因として不安や抑うつなどが裏に隠れている場合もあり、不眠がさらに悪化要因になることがあります。
新しいタイプの睡眠薬は覚醒を抑制して睡眠を誘導するもので、より自然の睡眠に近いと考えられています。
こくぶ脳外科・内科クリニック
片頭痛が起こりやすいタイミング
2022年05月28日
片頭痛は20-40代の女性に多い頭痛です。
頭痛が起こりやすいタイミングがあります。
例えば、天気が悪くなる前(気圧の変動)、生理前(ホルモンの変動)、ストレス(ストレスから解放された時に多い)などがあります。
頭痛が起こりやすい時に注意しておいて、頭痛が起これば早めにトリプタンを内服することが大切です。
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高齢者の頭部打撲
2022年04月23日
高齢者が頭部打撲した場合、しばらくしてから頭の中に出血することがあります。
病名は慢性硬膜下血種で、脳と頭蓋骨の間に出血し少しずつ大きくなることもあります。
脳を圧迫すれば手術が必要になります。
高齢者の場合は軽い頭部打撲でも出血することがあり注意が必要です。
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後頭部の痛み
2022年04月16日
後頭部が痛い場合、肩こりや首のこりからくる場合が多いです。
急な激しい痛みの場合は、くも膜下出血や椎骨動脈解離などの可能性もあります。
特に後頭部の片側のみに痛みがある場合は動脈解離に注意が必要です。
今まであまり頭痛の無かった方が、急に頭痛を起こしさらに持続する場合は注意が必要です。
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薬剤の使用過多による頭痛
2022年04月09日
以前から頭痛があり1か月に15日以上存在し、頭痛薬を3か月以上にわたって飲んでいる場合を言います。
以前は薬物乱用頭痛と言われていました。
多くの方は片頭痛がベースにあります。
治療には、鎮痛薬をやめる必要がありますが、その間に予防薬の内服が有効です。
またベースにある片頭痛の治療が必要になってきます。
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高齢者てんかんと認知症
2022年04月02日
高齢になるとてんかん発作、認知症が起こりやすくなります。
アルツハイマー型認知症の場合、アミロイドやタウの蓄積が脳の起こってきます。それらが刺激になりてんかん発作を起こすことがあり、認知症を発症する前に発作を起こすこともあります。
高齢者の記憶が変動する場合、てんかん発作にも注意が必要です。
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緊張型頭痛の非薬物療法
2022年03月19日
ガイドラインでは、頭痛の治療では薬による治療と薬以外の治療があります。
薬を使わない治療として精神療法、行動療法、理学療法、鍼灸などがあります。
薬が使えない方や、薬だけでは効果が十分でない場合は利用できる方法です。
慢性の頭痛の方は心因性の影響がある場合があります。
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頭痛とくも膜下出血
2022年03月12日
危険な頭痛の一つにくも膜下出血があります。
これは脳動脈瘤が破裂することにより頭蓋内に出血することで起こります。
片頭痛などの慢性頭痛は以前から定期的に起こる頭痛ですが、くも膜下出血は突然に起こる頭痛です。
中高年の方に多いですが、40歳前後の若年の方にも見られ注意が必要です。
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手のしびれ
2022年03月05日
片方の手のしびれがみられる原因として、頸椎の椎間板ヘルニアがあります。
椎間板ヘルニアの場合は手の親指周囲にしびれがみられることが多いです。
MRI検査にて椎間板が神経を圧迫しているところを確認することができます。
しびれの原因として脳梗塞などが原因の場合もあり注意が必要です。
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認知症の転倒 骨折
2022年02月26日
認知症の人は認知症のない人と比較して8倍転倒しやすくなり、骨折のリスクは3倍と報告されています。
特にレビー小体型認知症の場合はリスクが高くなります。
定期的な運動やバランス訓練を行って転倒予防が重要です。
薬剤の副反応などによりふらつきがみられる場合もあり注意が必要です。
高齢者では骨粗しょう症も伴っていることがあり、投薬加療が必要な場合があります。
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