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認知症の診断にVSRAD(ブイエスラッド)を。

2011年04月24日

早期の認知症診断の方法にVSRADという方法があります。これはMRI装置を用いて脳の海馬傍回という部位の体積を測定します。アルツハイマー型認知症の場合はこの海馬から主に萎縮が始まってきます。そこで萎縮の程度を測定することによって早期の認知症の可能性を診断します。画像診断はあくまで補助的なもので、主な診断はご家族の話とか、実際の生活がどのようなものかで判断します。

現在は認知症に対する新しい薬も出てきているので、症状が悪化する前に早めの治療をすることが大切だと思っています。


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