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50代からの脳卒中予防

2011年04月12日

 

最近では若い人でも脳卒中になる方が増えています。原因は肥満や糖尿病や高血圧などの生活習慣病が増えてきているためです。特に高血圧がある場合は定期的な脳の検査が勧められます。症状のでない脳梗塞(かくれ脳梗塞)を起こしている可能性があります。

 

多くの日本人は高血圧があり、薬で血圧をコントロールしています。血圧が高いこと自体にあまり症状がないため、気にせず生活をされているかたもおられますが、きちんと薬を飲むことをお勧めします。というのは、高血圧は脳梗塞を起こす最大の因子だからです。

慢性の高血圧があると、血管の壁に24時間持続的に負荷がかかり動脈硬化を進展させていきます。問題なのは、血圧が高くても症状にあまりでないため、知らず知らずの内に動脈硬化が進んでくることです。その後に脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなってきます。いったん動脈硬化がすすんでしまうと、これを元に戻すことはできないので、早いうちから血圧を下げて動脈硬化を予防することが大切です。ある統計では、血圧が140を超えてくると脳梗塞を起こす率が急に上がってくると報告されています。

歳をとってから対策をしても遅いので、50代から脳の健康管理をしていきましょう。


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