認知症の焦燥性興奮
2017年04月15日
認知症におけるBPSDのひとつです。
苛立ちや焦りの心理から、不平を言ったり、家族に対して暴言暴力なども含まれます。
認知症が中等度以上に進んだ場合に見られます。
まずは不快や不満の原因になっているものを取り除くことが大切です。
改善ない場合は抗精神病薬などが必要になる場合もあります。
こくぶ脳外科・内科クリニック
脳ドックと未破裂脳動脈瘤
2017年04月08日
脳ドックでくも膜下出血の原因となる脳動脈瘤がみつかることがあります。
すべての脳動脈瘤が破裂するわけではありません。
年に1%程度が破裂すると報告されています。
破裂しやすいものとして、動脈瘤のサイズ、部位(後交通動脈、前交通動脈)、形状、高血圧、年齢などが重要です。
破裂しやすいものに関しては手術が必要になってくる場合もあります。
こくぶ脳外科・内科クリニック
アルツハイマー病のBPSD
2017年04月01日
BPSDは認知症でみられる行動・心理症状です。
例えば、興奮、徘徊、不安、うつ、幻覚、妄想などです。
これらの症状は認知症が進むとみられるようになり、家族など介護する人を困らせる症状です。
治療は通常の抗認知症薬に加えて、抗精神病薬を使う必要がある場合もあります。
薬の副作用に転倒しやすくなったり、嚥下障害などがあり注意が必要です。
こくぶ脳外科・内科クリニック