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激しい眼の奥の痛み

2018年08月25日

片側の目の奥の激しい痛みがある場合は群発頭痛の可能性があります。

 

1-2時間程度持続する痛みで、1日1回あり夜間に多いのも特徴です。

 

比較的若い男性に多いですが、女性にもあります。

 

約1か月ほど続いたあと症状が落ち着いてきます。

 

原因はまだよくわかっていませんが、治療としてトリプタンが有効です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


原因不明の脳梗塞

2018年08月18日

脳梗塞の分類の中に原因不明の脳梗塞が約4分の1程度あります。

 

その中に発作性の心房細動や心房中隔欠損症などが気が付かれないままもっている場合があります。

 

それらが原因で心臓に塞栓物質ができて脳に飛んでいき、脳の血管が詰まります。

 

脳梗塞の原因が不明な場合は心臓など精査する必要があります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


アイスピック頭痛

2018年08月04日

額のあたりをアイスピックで突かれたような頭痛がみられる人がいます。

 

これは一次性穿刺様頭痛の可能性があります。

 

もともと片頭痛をもっていた人に起こりやすい症状です。

 

三叉神経痛という病気を間違うことがあり、薬が効かない場合は穿刺様頭痛の薬に変更してみる必要性があります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


高齢者のてんかん

2018年07月28日

日本の高齢化に伴い、高齢者のてんかんが増えているようです。

 

高齢者のてんかんは、全身けいれんは少なく一時的に反応がなくなるなどの意識消失があるのが特徴です。

 

いわゆる側頭葉てんかんが多いようです。

 

少量の抗てんかん薬で効果がみられます。

 

アルツハイマー型認知症レビー小体型認知症の人に高率に起こることが知られています。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


コレステロール

2018年07月21日

コレステロールに中にもいろいろな種類があります。

 

本来コレステロールは体に必要なものですが、悪玉のものもあります。

 

それが、レムナント小型LDLという種類です。

 

これらはマクロファージという免疫細胞に食べられて、動脈硬化の原因になります。

 

メタボの人はこれらが増加するので注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


回転性のめまいについて

2018年07月14日

めまいの原因として内耳からのめまい脳からのめまい心因性などに分けられます。

 

ぐるぐる回るめまいは内耳からのものを疑いますが、必ずしもそれだけではないようです。

 

例えば、立ちくらみを起こす起立性低血圧でも回転性のめまいが起こります。

 

眼振がある場合は耳からのめまいの可能性が高くなります。

 

症状だけからめまいの種類を鑑別することは困難です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


20代30代女性の頭痛といえば?

2018年07月07日

比較的若年層の女性に多い頭痛といえば片頭痛です。

 

肩こりからの頭痛と思っている人が多いですが、実は片頭痛が原因で肩や首がこってきます。

 

この場合は片頭痛の治療薬が必要ですが、病院でしか処方できません。

 

慢性の頭痛で困っている場合は病院を受診してみてください。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


高齢者のめまい ふらつき

2018年06月30日

高齢者のめまいふらつきの原因には色々なものがあります。

 

急に立ち上がった時に起こるものは起立性低血圧の可能性があります。

 

血圧が下がって脳血流が低下するためにめまいふらつきがみられます。

 

原因として、降圧剤の内服、糖尿病やパーキンソン病などが背景による自律神経障害などが考えられます。

 

また不整脈や脳梗塞などにも注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


腎臓病と脳卒中

2018年06月23日

慢性腎臓病(CKD)があると、脳卒中や心筋梗塞、心不全になりやすいと言われています。

 

CKDは認知症にも関係があるようです。

 

高血圧や糖尿病などの生活習慣病が原因で腎臓に障害がでてくることが多いです。

 

腎臓と脳卒中は関係ないように思われますが、お互いに相関しています。

 

食事や運動に注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


老化によるタウ病変の進展

2018年06月16日

アルツハイマー型認知症では一般に、アミロイドベータ蛋白が蓄積し、その後タウ病変がたまって発症すると考えられています。

 

しかし老化に伴いアミロイドベータ蛋白がたまらず、タウ病変のみがたまってくる病態もあります。

 

これをprimary age -related tauopathy(PART)と呼ぶそうです。


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