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めまいと頭痛が同時に起こる

2019年08月24日

以前から片頭痛のある方で、頭痛に伴ってめまいを起こす場合は片頭痛に伴うめまいの可能性があります。

 

めまいは回転性であったり、非回転性であったりするようです。

 

持続時間は数秒のこともあるし、数時間続くこともあります。

 

片頭痛もちの人がめまいを伴う場合はこの前庭性片頭痛を疑いますが、めまいの治療として片頭痛の治療が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


群発頭痛と酸素療法

2019年08月17日

群発頭痛は片側の目の奥から周囲の激しい痛みで、約1時間程度持続して止まります。

 

この頭痛が1日に1-2回起こり約1か月程度持続します。同じ時間帯に起こりやすいのも特徴です。

 

群発頭痛の治療の一つとして、「酸素療法」が保険適応となりました。

 

頭痛の発作が起こった時に高濃度の酸素を吸ってもらうことで症状が緩和されます。

 

当院でも何人かに使用して頂いておりますが、ある程度効果があるようです。

 

群発頭痛は激しい痛みで、薬も効きにくいため「酸素療法」も有効な治療の方法と思います。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


認知症と妄想

2019年08月10日

認知症になるとさまざまな妄想がみられることがあります。

 

妄想はBPSDの一つであり、家族にとって介護負担になります。

 

認知症では、被害妄想と誤認妄想が多くみられるようです。

 

妄想は脳のドーパミン系の異常が関与しているようです。

 

物とられ妄想などは比較的認知症の早期からみられ、脳の障害に加えて心理社会的な要因が関与しているようです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


乳汁分泌と脳腫瘍

2019年08月03日

妊娠していないにもかかわらず乳汁の分泌がみられる場合ば脳腫瘍の可能性もあります。

 

脳の下垂体という部位からプロラクチンというホルモンが分泌され、その結果乳汁分泌が起こります。

 

下垂体腺腫がホルモンを過剰に分泌します。

 

この場合、薬でコントロールできることが多いですが、手術が必要になることもあります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


不整脈による脳梗塞

2019年07月20日

不整脈の中にもさまざまな原因がありますが、脳梗塞の原因となるものがあります。

 

心房細動というタイプの不整脈では、心臓の中に塞栓物質ができやすく、それが脳に飛んで行って脳梗塞を起こします。

 

比較的高齢者に多いタイプの不整脈です。

 

脳梗塞を予防するための抗凝固剤と呼ばれる薬が必要になります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


頭痛と首肩こり

2019年07月13日

頭痛がする前に首や肩が凝ってくる場合があります。

 

肩こりが原因で頭痛がすることもありますが、片頭痛が原因で肩がこってくる場合もありあります。

 

片頭痛は血管が拡張して起こる頭痛ですが、その時に首肩の筋肉の神経も刺激してしまい首肩の凝りを感じます。

 

このようなケースでは肩こりの治療でなく片頭痛の治療が必要です。

 

こくぶ脳外科内科クリニック


認知症予防のための対策

2019年07月06日

脳卒中と認知症の予防は同じような対策になります。

 

高血圧が大きなリスクファクターであり、1日6g以下の減塩が勧められています。

 

高血圧以外にも、糖尿病、脂質異常症、肥満、うつ病、喫煙なども注意が必要です。

 

中年期以降の生活習慣病が高齢期の認知症の原因になるので、若い時から積極的な治療が将来の認知症の予防になると思われます。

こくぶ脳外科・内科クリニック


寝るときに足が熱い?

2019年06月29日

日中は問題ありませんが、寝る時に布団に入ると足が熱くなって寝付けなくなる場合があります。

 

足が熱く感じるため足を布団から出してしまいます。

 

これば「むずむず脚症候群」の可能性があります。

 

足がむずむずというよりも熱く感じる場合があり人によって違います。

 

これは脳が原因で起こってくる病気で、中高年の方に時々みられます。

 

薬が効く場合がありますので病院で相談してみてください。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


高齢者の急な腰痛

2019年06月22日

高齢者の急な腰痛は、腰椎圧迫骨折の場合があります。

 

特に女性の場合は骨粗鬆症が見られるため骨折しやすいです。

 

つまずいたり、しりもちをついただけで骨折をすることがあります。

 

レントゲンでは最近骨折したものかどうかわかりにくい場合があり、腰のMRI検査が診断に有効です。

 

予防のためには運動や食生活が大切で、骨粗鬆症の薬が必要な場合もあります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


脳ドックと未破裂脳動脈瘤

2019年06月15日

未破裂脳動脈瘤は脳ドックなどMRA検査を行ったときに偶然発見されることがあります。

 

30歳以上の成人では比較的高頻度にみられます。

 

脳動脈瘤はくも膜下出血の原因になり、形や大きさ、できた場所によっては治療が必要になってくる場合があります。

 

高血圧のある人、喫煙者、脳卒中の家族がいる場合には特に注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


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