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持続するめまい

2023年09月16日

急性のめまいが改善したにもかかわらず、ふわふわしたりするめまい症状が持続することがありあます。

 

3か月以上続くめまいを慢性のめまいと言い、その原因の一つにPPPDがあります。

 

持続性知覚性姿勢誘発めまいと言い、脳の過剰な適応が原因と考えられています。

 

SSRIなどの薬が有効な場合があるようです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


高齢者の頭部打撲

2023年09月09日

転倒して頭部打撲した場合、その時は特に異常なくても1か月程度してから頭の中に出血することがあります。

 

慢性硬膜下出血といい、高齢者によくみられます。

 

頭蓋骨と脳の間に出血します。

 

頭痛、ふらつき、物忘れの原因になります。

 

内服治療で改善なければ手術が必要になります。

 

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足のしびれ

2023年09月02日

足にしびれがみられる場合、脳からのものや、腰からくるもの、足の血管からくるものなどがあります。

 

腰からのしびれの原因の一つに腰部脊柱管狭窄症があります。

 

症状の特徴として、しばらく歩くとしびれがつよくなり、歩行をやめると回復するためまたしばらく歩けます。

 

症状が強い場合は、薬が必要になります。

 

また手術では、脊柱管の狭窄部位を広げる方法があります。

 

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脳卒中後の半身の痛み

2023年08月26日

脳卒中になったあと、しばらくしてから半身の痛みが出てくる場合があります。

 

これば「神経障害性疼痛」に分類されます。

 

脳卒中後の半身はかなり激しい痛みがくる場合があります。

 

通常の痛み止めの効果が少ないため、神経痛の薬が必要になります。

 

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眼の前に光るものが見える

2023年08月19日

急に目の前に光るものが見えて、数分で消えることがあります。

 

これは閃輝暗点の可能性があります。

 

脳の後頭葉の視覚野の異常な電気変化が起こることで見えます。通常は10分から20分続きます。

 

そのあとに片頭を伴うこともありますが、伴わないこともあります。

 

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認知症のAI診断

2023年07月25日

NTTが提供している「脳の健康フリーダイヤル」を試してみました。

「AI」を使って認知症の疑いを診断してくれます。

約50人の方に使用してみて、感度:83% 特異度:84%でした。

認知症が心配な方は、まず電話で試してみて、認知症が疑われる場合は病院を受診してもよいかもしれません。

結果は以下の通りで、AIで認知症疑いの方の長谷川式スケールは平均20点で、認知症否定的な方は28点でした。


脳の病気と運動の効果

2023年07月22日

うつ病やアルツハイマー病の原因のひとつとして、「慢性炎症」の関与が指摘されています。

 

microgliaが関わっており、炎症が続くことで神経細胞が障害されていきます。

 

定期的な運動が脳の炎症を改善させてくれます。

 

運動することで筋肉から炎症をおさえる成分が分泌され、脳に作用して炎症を抑えてくれます。

 

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口から水が漏れる

2023年07月15日

口から水が漏れる場合は、片側の顔面が麻痺している可能性があります。

 

脳梗塞末梢性の顔面神明麻痺(ベル麻痺)などの可能性があります。

 

脳のMRI検査にて異常が見つからない場合はベル麻痺の可能性が高くなります。

 

この場合は、ステロイドの内服治療が必要になってきます。

 

早めの治療が必要です。

 

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繰り返すめまいと片頭痛

2023年07月01日

めまいが繰り返し起こり、以前から片頭痛もちである方は、片頭痛が原因でめまいを起こしている可能性があります。

 

この場合は普通のめまい薬が効果がありません。

 

片頭痛の予防薬でめまいがおさまる場合がありますので、めまいが改善しない場合は検討してもよいかと思われます。

 

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体の痛みと心の痛み

2023年06月24日

体に痛みが発生したときに、脳の中では前帯状回島皮質などが活性化することがfMRIで確認されています。

 

また孤独感など心の痛みがある場合も、脳の中では同様の部位が活性化されます。

 

脳の中では、体の痛みと心の痛みは同じ部位が活動しているようです。

 

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