HOME › ブログ

ブログ

脳卒中後の半身の痛み

2023年08月26日

脳卒中になったあと、しばらくしてから半身の痛みが出てくる場合があります。

 

これば「神経障害性疼痛」に分類されます。

 

脳卒中後の半身はかなり激しい痛みがくる場合があります。

 

通常の痛み止めの効果が少ないため、神経痛の薬が必要になります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


眼の前に光るものが見える

2023年08月19日

急に目の前に光るものが見えて、数分で消えることがあります。

 

これは閃輝暗点の可能性があります。

 

脳の後頭葉の視覚野の異常な電気変化が起こることで見えます。通常は10分から20分続きます。

 

そのあとに片頭を伴うこともありますが、伴わないこともあります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


認知症のAI診断

2023年07月25日

NTTが提供している「脳の健康フリーダイヤル」を試してみました。

「AI」を使って認知症の疑いを診断してくれます。

約50人の方に使用してみて、感度:83% 特異度:84%でした。

認知症が心配な方は、まず電話で試してみて、認知症が疑われる場合は病院を受診してもよいかもしれません。

結果は以下の通りで、AIで認知症疑いの方の長谷川式スケールは平均20点で、認知症否定的な方は28点でした。


脳の病気と運動の効果

2023年07月22日

うつ病やアルツハイマー病の原因のひとつとして、「慢性炎症」の関与が指摘されています。

 

microgliaが関わっており、炎症が続くことで神経細胞が障害されていきます。

 

定期的な運動が脳の炎症を改善させてくれます。

 

運動することで筋肉から炎症をおさえる成分が分泌され、脳に作用して炎症を抑えてくれます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


口から水が漏れる

2023年07月15日

口から水が漏れる場合は、片側の顔面が麻痺している可能性があります。

 

脳梗塞末梢性の顔面神明麻痺(ベル麻痺)などの可能性があります。

 

脳のMRI検査にて異常が見つからない場合はベル麻痺の可能性が高くなります。

 

この場合は、ステロイドの内服治療が必要になってきます。

 

早めの治療が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


繰り返すめまいと片頭痛

2023年07月01日

めまいが繰り返し起こり、以前から片頭痛もちである方は、片頭痛が原因でめまいを起こしている可能性があります。

 

この場合は普通のめまい薬が効果がありません。

 

片頭痛の予防薬でめまいがおさまる場合がありますので、めまいが改善しない場合は検討してもよいかと思われます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


体の痛みと心の痛み

2023年06月24日

体に痛みが発生したときに、脳の中では前帯状回島皮質などが活性化することがfMRIで確認されています。

 

また孤独感など心の痛みがある場合も、脳の中では同様の部位が活性化されます。

 

脳の中では、体の痛みと心の痛みは同じ部位が活動しているようです。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


認知症と脳腫瘍

2023年06月17日

認知症の原因には色々ありますが、アルツハイマー型認知症が最も多いです。

 

認知症の原因には数が少ないですが脳腫瘍もあります。

 

腫瘍が前頭葉や側頭葉にできた場合、認知症の症状を示すことがあります。

 

この場合は、治療することで症状が改善することもあります。

 

脳のMRI検査で診断することが可能です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


片頭痛の予兆

2023年06月10日

片頭痛を持っている方は、片頭痛が始まる1-2時間前から予兆症状がみられます。

 

予兆症状として、首肩こり、あくび、眠気、倦怠感などがみられます。

 

予兆症状を意識することで、タイミングよくトリプタンの内服をすることが可能です。

 

予兆だけがあって、頭痛にまで至らない場合もあるので注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


高齢者のめまい、ふらつき

2023年05月13日

高齢になるとめまいふらつき症状が増加します。

 

その原因の一つに、前庭機能の低下が関与しています。

 

前庭機能の低下によって、バランス機能が低下してふらつきがみられます。

 

その他、筋力の低下、視力の低下なども関わってきます。

 

高齢者はふらつきやすいので転倒に注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

こくぶ脳外科デイケアセンター


このページの先頭へ