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脳卒中になると「うつ」になりやすい?

2011年04月21日

脳卒中になるとうつ状態になりやすいと言われています。原因としては、脳の一部が障害を受けることによって神経伝達物質が減少してうつになるという考えや、前頭葉の脳血流が低下することにより起こるという考えや、脳卒中という病気になったことがストレスになり、症状がでることもあります。

睡眠が十分にとれないとか、意欲がなくなったとか、不安やいらいらが強い場合は、うつ状態の可能性もありますので病院で相談してください。薬によって症状が改善することも多いです。


なぜ肩がこると頭痛がするのか?

2011年04月20日

肩や首がこる原因として筋肉の血流障害が原因といわれています。血流障害の原因として、姿勢が悪い、同じ姿勢で仕事する、ストレスで緊張がある、首の骨の異常などがあります。首と肩の筋肉の緊張が高くなると、一部の筋肉が過剰に収縮してトリガーポイントを形成します。それが引き金になり、神経を刺激して関連痛として頭痛が起こります。その他に後頭神経を刺激して頭痛が起こることもあります。

いずれにしても筋緊張を改善させる必要がありますので、姿勢に注意したり、運動したりすることが効果的です。痛みがひどい場合は早めに頭痛薬を飲んだり、湿布をすることも有効です。


ふらつきの原因

2011年04月19日

ひとことでふらつきと言ってもさまざまな原因があります。高齢の方に比較的多い症状ですが、原因として脳梗塞など脳の病気からくる場合、白内障など視力の低下が原因で起こるもの、めまいなど耳からくるもの、血圧の変動など循環器系からくるものなどいろいろあります。

脳は左脳と右脳がありますが、左右の脳の伝達が年齢とともに悪くなることや、足からの深部感覚の機能低下なども原因の一つと考えられています。

いずれにしても症状が続けば一度脳の検査をしてみましょう。


子供の頭痛の原因は?

2011年04月18日

子供も頭痛を起こすことがあります。最も多い原因は片頭痛です。遺伝が関与しておこる場合が多いので、親御さんが頭痛もちの場合があります。次に多いのが緊張型頭痛です。勉強のしすぎ?、ゲームのしすぎ?で首と肩がこり頭痛が起こります。

まれに脳腫瘍やもやもや病などの血管障害、キアリ奇形などの奇形病変などが原因になって頭痛を起こすこともありますので、長引く頭痛があれば病院で相談してください。


頭痛にはMRI検査を。

2011年04月17日

頭痛の原因にはさまざまなものがあり、1次性の頭痛と2次性の頭痛に分かれます。

1次性は片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などに分かれます。2次性のものとして、脳腫瘍やくも膜下出血、脳の血管奇形などがあります。頭痛がある場合は、MRI検査にて2次性のものではないことを確認する必要があります。

原因が明らかになったら、治療を開始することが可能です。

頭痛が継続する場合は、まずは脳の検査をしてみましょう。


眠れない時、寝酒は有効か?

2011年04月16日

不眠の原因にもさまざまなものがあります。寝つきが悪い場合、寝ている途中で目が覚める場合、朝決まって早く目がさめる場合があります。朝早く目が覚める場合は早期のうつ病を起こしている可能性がありますので、早めに病院で相談しましょう。

寝付きが悪い人は、寝酒をすることが多いかと思います。お酒は寝つきをよくしますが、熟睡を妨げてしまします。

睡眠薬は、アルコールと同じ脳の部位に作用して眠りに導きます。寝酒が習慣になっている方はまずはしばらく睡眠薬を飲まれてはと思います。


糖尿病とアルツハイマー型認知症

2011年04月15日

糖尿病がある方は、アルツハイマー型認知症になるリスクが高いと言われています。

アルツハイマーは脳神経細胞の周囲にアミロイドタンパクが溜まっていくことによって、最終的に神経のシナプスや神経細胞自体が壊れていき、物忘れが出てくる病気です。

原因としてはさまざまな報告がありますが、糖尿病のため脳の微小血管が動脈硬化を起こし認知機能が落ちる可能性や神経細胞の糖代謝の異常で神経細胞が死んでいくなどが言われています。

いずれにしても、血糖値の管理が大切です。もの忘れ症状が気になる方は一度脳の検査をしてみましょう。


肩こりと高血圧

2011年04月14日

肩こり首こりをもっている方はたくさんいらっしゃいます。その中で中高年の方で高血圧を伴っていることが比較的多いような印象です。肩こりと高血圧の因果関係は不明ですが、降圧剤を飲んで血圧が下がると肩こりがよくなる方がたくさんいます。

肩こりで困っていて、血圧が高めの方は血圧の薬を始めてみてもよいのではないでしょうか。


軽い頭痛のくも膜下出血

2011年04月13日

くも膜下出血は、今でも命に関わる重大な病気です。通常は今までにないような激しい頭痛と嘔吐を伴い、時には意識がなくなってしまうこともあります。突然死の原因の一つでもあります。

しかし軽い頭痛があるのみの方もあります。最近頭痛があるとのことで来院され頭部MRI検査を行ったところくも膜下出血が確認され、そのまま救急搬送されることがあります。なにもせずにいると、また再出血を起こし、次は意識がなくなるほどの脳出血を起こすことがあります。

軽い頭痛だからといって放置せず、一度病院で脳の検査をしてみましょう。


50代からの脳卒中予防

2011年04月12日

 

最近では若い人でも脳卒中になる方が増えています。原因は肥満や糖尿病や高血圧などの生活習慣病が増えてきているためです。特に高血圧がある場合は定期的な脳の検査が勧められます。症状のでない脳梗塞(かくれ脳梗塞)を起こしている可能性があります。

 

多くの日本人は高血圧があり、薬で血圧をコントロールしています。血圧が高いこと自体にあまり症状がないため、気にせず生活をされているかたもおられますが、きちんと薬を飲むことをお勧めします。というのは、高血圧は脳梗塞を起こす最大の因子だからです。

慢性の高血圧があると、血管の壁に24時間持続的に負荷がかかり動脈硬化を進展させていきます。問題なのは、血圧が高くても症状にあまりでないため、知らず知らずの内に動脈硬化が進んでくることです。その後に脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなってきます。いったん動脈硬化がすすんでしまうと、これを元に戻すことはできないので、早いうちから血圧を下げて動脈硬化を予防することが大切です。ある統計では、血圧が140を超えてくると脳梗塞を起こす率が急に上がってくると報告されています。

歳をとってから対策をしても遅いので、50代から脳の健康管理をしていきましょう。


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