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手のふるえ(振戦)の原因は?

2011年04月25日

自分で意識していないのに勝手に手が震える場合にはさまざまなものがあります。最も有名なものにパーキンソン病があります。パーキンソン病は脳の中のドーパミンという物質が減ってしまうことによって起こる病気です。手の振るえ以外に歩きにくい、体が前かがみになる、表情がなくなるなどの症状がでます。早期の場合は振るえのみのこともあります。その他本態性振戦などもあります。内臓からくるものとして甲状腺機能亢進症に伴う振るえもあります。これば甲状腺のホルモンの分泌が多くなりすぎる病気です。

症状のあるかたは病院で相談してみましょう。


認知症の診断にVSRAD(ブイエスラッド)を。

2011年04月24日

早期の認知症診断の方法にVSRADという方法があります。これはMRI装置を用いて脳の海馬傍回という部位の体積を測定します。アルツハイマー型認知症の場合はこの海馬から主に萎縮が始まってきます。そこで萎縮の程度を測定することによって早期の認知症の可能性を診断します。画像診断はあくまで補助的なもので、主な診断はご家族の話とか、実際の生活がどのようなものかで判断します。

現在は認知症に対する新しい薬も出てきているので、症状が悪化する前に早めの治療をすることが大切だと思っています。


急に意識がなくなったことはありませんか?

2011年04月24日

一時的に意識障害(意識消失)を起こして倒れてしまうことがある方がいらっしゃいます。長い時間意識障害があれば救急車で病院に行くと思いますが、1-2分で回復することもあります。トイレのときとか長い時間立っていて意識がなくなる場合は多くは迷走神経反射によるもので問題がない場合が多いです。中にはてんかん発作など脳からくるものや急な不整脈など心臓が原因で意識がなくなる方もいrっしゃるので注意が必要です。脳からの意識障害として、脳の血管が閉塞していて、それに血圧低下などが起こって意識を失うことがありますので、脳の血管検査が必要な場合があります。


しびれの原因検索にMRI検査を。

2011年04月23日

しびれの原因で神経性のものとしては主に脳からくる場合、脊髄からくる場合があります。

脳梗塞や脳出血などが原因で起こるしびれは、半身に症状がでる場合が多いですが、手と顔のみにしびれがでることもあります。また頚椎や腰椎の椎間板ヘルニアなどが原因でしびれがでる場合もあります。MRIによる検査が原因を調べるのに有効です。

当院では当日検査が可能ですので、ご心配の方は電話にてお問い合わせください。


当院の禁煙外来

2011年04月22日

たばこが止められない原因は、麻薬と同じくドーパミンという物質が関与しています。タバコを吸うとドーパミンが放出されますが、吸わないでいるとまたドーパミンを放出させたいがためにタバコを吸ってしまいます。

タバコの害は肺がんや喉頭がんだけではなく、くも膜下出血や糖尿病のリスクも上げます。また肺気腫などにも将来なりやすくなります。

当院の禁煙外来ではチャンピックスという薬を3ヶ月間飲んで頂きます。この薬はドーパミンを少量分泌してくれるので、また吸いたくなるという気持ちを抑えてくれます。実際にタバコを止めれたかたがたくさんいらっしゃいます。

禁煙外来は保険適応ですの、自力で止めれない方は病院で相談してみてください。


めまいのある方はMRI検査を。

2011年04月21日

めまい症状の原因として最も多いものは頭位変換性のめまいといわれています。これば耳から来るめまいで、寝返りをうったときなど、頭を動かしたときにめまいが起こるのが特徴です。その他にもメニエール病や前庭神経炎などによってもめまいがきます。その中で脳の小脳というところと脳幹といわれるところに脳梗塞ができてめまいがすることがあります。その場合は生命に危険をきたす場合もありますので、早めの診断が必要です。

MRI検査にて脳梗塞の診断が可能ですので、病院でご相談ください。


脳卒中になると「うつ」になりやすい?

2011年04月21日

脳卒中になるとうつ状態になりやすいと言われています。原因としては、脳の一部が障害を受けることによって神経伝達物質が減少してうつになるという考えや、前頭葉の脳血流が低下することにより起こるという考えや、脳卒中という病気になったことがストレスになり、症状がでることもあります。

睡眠が十分にとれないとか、意欲がなくなったとか、不安やいらいらが強い場合は、うつ状態の可能性もありますので病院で相談してください。薬によって症状が改善することも多いです。


なぜ肩がこると頭痛がするのか?

2011年04月20日

肩や首がこる原因として筋肉の血流障害が原因といわれています。血流障害の原因として、姿勢が悪い、同じ姿勢で仕事する、ストレスで緊張がある、首の骨の異常などがあります。首と肩の筋肉の緊張が高くなると、一部の筋肉が過剰に収縮してトリガーポイントを形成します。それが引き金になり、神経を刺激して関連痛として頭痛が起こります。その他に後頭神経を刺激して頭痛が起こることもあります。

いずれにしても筋緊張を改善させる必要がありますので、姿勢に注意したり、運動したりすることが効果的です。痛みがひどい場合は早めに頭痛薬を飲んだり、湿布をすることも有効です。


ふらつきの原因

2011年04月19日

ひとことでふらつきと言ってもさまざまな原因があります。高齢の方に比較的多い症状ですが、原因として脳梗塞など脳の病気からくる場合、白内障など視力の低下が原因で起こるもの、めまいなど耳からくるもの、血圧の変動など循環器系からくるものなどいろいろあります。

脳は左脳と右脳がありますが、左右の脳の伝達が年齢とともに悪くなることや、足からの深部感覚の機能低下なども原因の一つと考えられています。

いずれにしても症状が続けば一度脳の検査をしてみましょう。


子供の頭痛の原因は?

2011年04月18日

子供も頭痛を起こすことがあります。最も多い原因は片頭痛です。遺伝が関与しておこる場合が多いので、親御さんが頭痛もちの場合があります。次に多いのが緊張型頭痛です。勉強のしすぎ?、ゲームのしすぎ?で首と肩がこり頭痛が起こります。

まれに脳腫瘍やもやもや病などの血管障害、キアリ奇形などの奇形病変などが原因になって頭痛を起こすこともありますので、長引く頭痛があれば病院で相談してください。


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