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女性の脳過敏

2011年09月13日

片頭痛は女性の方が男性より2-4倍多いといわれています。その原因としては、遺伝的要因や女性ホルモンの関与が指摘されています。頭痛も慢性化しやすいようで、頭痛もちのひとも一般に多いです。もともと片頭痛をもっている人がストレスがかかったり、肩こりがひどくなって頭痛が悪化します。頭痛慢性化のメカニズムとして脳過敏があり、女性ホルモンのエストロゲンが深く関与しているようです。


肩がこる原因のひとつ

2011年09月12日

肩がこる原因の一つに姿勢の問題があります。頭の重さはボーリングの玉ぐらいあります。この重さを首で支えなければなりません。少し猫背の方は、頭が前に垂れてしまいますのでその重さを首の筋肉で支える必要があります。そうすると首の筋肉が緊張して血流が悪くなり、肩と首がこってしまいます。肩がこると、トリガーポイントが発生して関連痛としての頭痛が起こりやすくなります。

普段から姿勢に注意して、首の筋肉が緊張しないようにしましょう。


慢性の頭痛で悩んでいる方へ。

2011年09月10日

頭痛にも急性の頭痛と慢性の頭痛と分かれます。急性の頭痛であれば、ロキソニンやボルタレンなどの抗炎症剤の内服でよくなります。しかし、慢性化してしまった頭痛は、通常の痛み止めを使っても改善しません。改善しなどころか薬物乱用性頭痛になって症状を悪化させてしまうことがあります。慢性の頭痛に対しては、原因を明らかにして薬を調整すればよくなることも多くあります。

慢性の頭痛の原因はさまざまですので、まずは病院で診察してもらいましょう。


てんかんと薬物治療

2011年09月09日

てんかんは脳の特定の部位が過剰放電することによってさまざまな発作を起こす脳疾患です。人口の0.5-1%の方にみられ比較的頻度が高い病気です。多くの場合は、お薬を使うことで良好にコントロールができます。最近では数種類の新しい薬が出てきています。当院でも処方可能ですのでご相談ください。中年以降にけいれんを起こす場合は、脳腫瘍などの病気が隠れていることがありますので検査が必要です。


イブ、ナロンエースを月の半分以上飲んでいる人

2011年09月08日

イブ、ナロンエースを月の半分以上飲んでいる人は薬物乱用性頭痛の可能性があります。鎮痛薬によって脳が過敏な状態になり、また頭痛を起こしてしまう状態です。時々飲むのにはよいのですが回数が多くなると問題です。通常の鎮痛剤では効かないので、病院で相談しましょう。


急な頭痛とくも膜下出血

2011年09月07日

いままでに頭痛がない方が急に頭痛を起こしたときは、くも膜下出血や脳出血を疑い検査をする必要があります。くも膜下出血の場合は、後頭部をバット殴られたような痛みがあるなどの表現をされることがあります。なお軽い頭痛でも出血している場合があります。くも膜下出血は脳の血管に脳動脈瘤ができ、それが破裂することによって起こります。破裂した場合は早めに手術が必要です。中年の女性、喫煙者、身内にくも膜下出血を起こした人がいる場合などは特に注意が必要です。


運動の物忘れ予防効果

2011年09月06日

運動することはさまざまな体に良い作用があります。運動は脳にも良い作用があります。動物実験で、運動させたラットと運動をあまりしていないラットの脳を比較したところ記憶を司る海馬の体積が違うとのことです。その理由として運動することで神経細胞からBDNFという神経栄養因子の分泌が促進されるからだそうです。

1日30分程度の運動で十分なようですので試してみましょう。


片頭痛予兆時の対処法

2011年09月05日

片頭痛のある多くの人は閃輝暗点のような前兆がなくても、発作が来そうだという感覚を感じるとこがあります。片頭痛のときは血管が拡張しているので、血管を収縮させるようなものが予防になることがあります。お茶やコーヒーにはカフェインが入っているので、カフェインによる血管収縮作用で症状を軽快させることが可能な場合があります。逆に運動や入浴は血管拡張させて頭痛を悪化させることがあるので注意が必要です。


他人にも聞こえる耳鳴り

2011年09月03日

通常の耳鳴りは内耳に異常があるために起こってきます。耳鳴りは一般的に自分にしか聞こえません。しかし、自分にも他人にも聞こえる耳鳴りがあります。これは脳内の血管奇形などによって起こっている可能性もあります。心臓の鼓動にそうような音の場合は可能性が高いです。硬膜動静脈婁など動脈から静脈の直接血流が入ってしまう血管奇形などが原因です。そのような場合は治療が必要ですので病院で相談してみましょう。


子供の頭痛

2011年09月02日

子供の頭痛では、緊張型頭痛と片頭痛が多いとされています。片頭痛の場合は、吐き気、嘔吐、音過敏、光過敏、においの過敏を伴うことがあります。頭痛の時間は短いことが多く、朝に多いようです。母親が片頭痛もちの場合は、子供も片頭痛になるリスクは高いといわれています。


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