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高血圧と原発性アルドステロン症

2023年12月09日

血圧を下げる薬を飲んでも、血圧がなかなか下がらない場合があります。

 

原因の一つに原発性アルドステロン症があります。

 

副腎の腫瘍や過形成によってアルドステロンが過剰に増えて血圧が上がります。

 

血液検査でアルドステロンを測定することでチェックすることができます。

 

治療としてMR拮抗などが使われます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

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むち打ちによる頭痛

2023年11月25日

むち打ちとは、交通事故などで、過度の首の屈曲や進展が起こった場合に発症します。

 

頭部の突然で抑制できない加速、減速運動で起こります。

 

その時に首周囲の筋や靭帯が損傷されている可能性もあります。

 

弱い衝撃でもおこることがあるようです。

 

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片頭痛と脳梗塞

2023年11月18日

前兆のある片頭痛では脳梗塞のリスクが若干増加すると報告されています。

 

喫煙者や、経口避妊薬でさらにリスクは増加するようです。

 

前兆のない片頭痛は、脳梗塞のリスクは上がらないようです。

 

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高血圧に対する生活習慣の注意点

2023年11月11日

ガイドラインでは高血圧に対する生活習慣の注意点が指摘されています。

 

食塩は1日6g以下、野菜をとる、飽和脂肪酸を避ける、適正体重の維持、運動療法:有酸素運動を1日30分または180分/週以上、節酒、禁煙です。

 

血圧が高い状態が続くと動脈硬化が進み、脳卒中や認知症のリスクが高くなります。

 

血圧が高い方は、まずは生活習慣に注意してみてください。

 

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薬剤の使用過多による頭痛(MOH)

2023年10月21日

痛み止めの使い過ぎによって、頭痛が慢性化してしまう状態です。

 

年齢は中年期に多く、女性が7割と言われています。

 

以前から片頭痛を持っている人が多いです。

 

治療としては、原因薬剤の中止が必要で、同時に片頭痛の予防療法も含めた治療が必要になります。

 

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片頭痛の予防療法

2023年10月07日

片頭痛の発作があるときは、トリプタンという痛み止めを使います。

 

頭痛発作が頻回に起こる場合は、予防療法を追加します。

 

毎日飲む薬で、これによって頭痛の頻度が減ったり、頭痛の程度が軽くなったりします。

 

またトリプタンも効きやすくなります。

 

片頭痛が頻回にある人は予防薬をお勧めします。

 

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最近の眠り薬

2023年09月30日

睡眠の仕組みは、「睡眠系」と「覚醒系」のバランスでコントロールされています。

 

覚醒が刺激されると目が覚めるし、睡眠が刺激されると眠くなります。

 

今までの睡眠薬は強制的に睡眠系を刺激して眠りを起こさせていました。

 

最近の睡眠薬は覚醒系を抑えて睡眠を誘発します。

 

こちらの系の方がより自然に近い眠りのようです。

 

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持続するめまい

2023年09月16日

急性のめまいが改善したにもかかわらず、ふわふわしたりするめまい症状が持続することがありあます。

 

3か月以上続くめまいを慢性のめまいと言い、その原因の一つにPPPDがあります。

 

持続性知覚性姿勢誘発めまいと言い、脳の過剰な適応が原因と考えられています。

 

SSRIなどの薬が有効な場合があるようです。

 

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高齢者の頭部打撲

2023年09月09日

転倒して頭部打撲した場合、その時は特に異常なくても1か月程度してから頭の中に出血することがあります。

 

慢性硬膜下出血といい、高齢者によくみられます。

 

頭蓋骨と脳の間に出血します。

 

頭痛、ふらつき、物忘れの原因になります。

 

内服治療で改善なければ手術が必要になります。

 

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足のしびれ

2023年09月02日

足にしびれがみられる場合、脳からのものや、腰からくるもの、足の血管からくるものなどがあります。

 

腰からのしびれの原因の一つに腰部脊柱管狭窄症があります。

 

症状の特徴として、しばらく歩くとしびれがつよくなり、歩行をやめると回復するためまたしばらく歩けます。

 

症状が強い場合は、薬が必要になります。

 

また手術では、脊柱管の狭窄部位を広げる方法があります。

 

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