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不整脈と脳梗塞

2020年06月27日

心房細動という不整脈があり、このタイプは脳梗塞を起こすことがあります。

 

高齢者に多い病気です。

 

心房細動が原因で心臓の中に血液の塊がができ、それが脳の飛んで行って詰まります。

 

高血圧、糖尿病、心不全のある方は、脳梗塞を起こすリスクが高くなるので注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


交通事故の後の長引く頭痛

2020年06月20日

交通事故の後の長引く頭痛の原因の一つに、低髄液圧症候群があります。

 

これは脳脊髄腔の中にある髄液という水が事故の後に漏れることによって起こります。

 

水が漏れることで髄液圧が低下します。

 

頭痛の特徴として、横になっていると頭痛はしないのですが、起き上がってしばらくすると頭痛が起こります。また横になると症状が軽快します。

 

症状が強い場合は、ブラッドパッチなどの治療が行われる場合があります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


原因不明の高血圧

2020年06月08日

一般に年齢が高くなると血圧が上昇し、お薬を飲む必要がでてきます。

 

若い人でも血圧が高く、さらに薬を飲んでも下がりにくい方がいます。

 

原因の一つに血圧をあげるホルモン値が高くなっている場合があります。

 

例えば、アルドステロンというホルモンを作る腫瘍ができている場合などがあります。

 

その場合は手術等が必要になることもあります。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック

 

認知症と物忘れの違い

2020年06月08日

認知症は病気で、物忘れは生理的なもので正常範囲内のものです。

 

認知症の症状は、同じことを聞くなどの物忘れ症状に加えて、今までできていたことができなくなるなどにより日常生活に支障をきたしてきます。

 

例えば、買い物がうまくできなくなる、料理ができなくなる、今までできていた書類が書けなくなる、薬の管理ができなくなるなどです。

 

それらの症状が少しずつ進行している場合は、アルツハイマー型認知症も疑われます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


片頭痛の特徴

2020年06月08日

片頭痛は、20代から40代の女性に多い頭痛です。少ないですが男性にもみられます。

 

血管が拡張することによって起こる頭痛で、ずきずきとした痛みです。

 

頭痛以外に、吐き気、光や音に過敏になることも特徴です。

 

動くと頭に響くので、頭痛がしているときは横になっている人が多いです。

 

理前後や気圧の変動のある天気が悪くなる前に頭痛が起こりやすいのも特徴です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


痛み止めの飲みすぎによる頭痛

2020年06月08日

鎮痛薬を毎日のように飲んでいると、頭痛が慢性化し治りにくくなります。

 

薬物乱用頭痛とも言われます。

 

もともと片頭痛などをもっている人が、鎮痛薬を飲みすぎることで起こります。

 

脳の中脳水道周囲灰白質における痛覚抑制機能に影響があって、頭痛が慢性化すると考えられています。

 

慢性の頭痛がある方は病院で相談を。


片頭痛の予防

2020年06月06日

片頭痛が起こるときは、脳に「皮質拡散性抑制」という電気変化がおこると言われています。

 

その後三叉神経・血管に炎症が起こり、片頭痛が始まります。

 

片頭痛が起こってしまえば「トリプタン」というお薬で痛みを止めます。

 

また頭痛の回数が多い場合は、片頭痛が起こりにくくなる予防薬を使うことがあります。

 

「バルプロ酸」という薬や、妊娠可能年齢の人は「プロプラノロール」という予防薬を使うことがあります。

 

予防薬を飲みつつ、頭痛が起こればトリプタンの内服を行います。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


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