手の震え
2019年10月26日
手の震えの原因として、パーキンソン病、本態性振戦、生理的振戦、心因性などがあります。
パーキンソン病では、安静時に手が震えるのが特徴です。
注意をそらすと振戦が悪化する場合は本態性で、逆に意識すると振戦が悪化する場合は心因性を疑います。
心因性の振戦は若い女性に多く、自然に軽快することが多いようです。
こくぶ脳外科・内科クリニック
気象関連疼痛について
2019年10月19日
天気が悪くなる時や、気温が下がったときに痛みがでることがあります。
片頭痛、腰痛、線維筋痛症の人にみられます。
痛み以外にも、喘息、めまいなどがみられることがあります。
そのメカニズムとして、気圧の低下に伴い交感神経が興奮してしまうことで疼痛部位を刺激することが考えられています。
気圧や温度の変化に感受性の高い人とそうでない人がいるようです。
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手足が腫れてきた
2019年10月05日
以前と比較して手足が腫れてきた場合、先端巨大症の可能性があります。
脳の下垂体という部位から成長ホルモンが分泌されています。
これが腫瘍になり、過剰に分泌されることによって起こります。
手足の腫れ以外に、特徴的な顔貌、高血圧、高血糖、睡眠時無呼吸などがみられます。
治療として、手術や薬、放射線治療などがあります。
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