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頸動脈の狭窄と超音波

2017年12月16日

頸動脈に狭窄があるかどうか超音波検査で調べることができます。

 

頸動脈の内膜が厚くなっていたりする場合は動脈硬化があると考えられます。

 

血管の狭窄が強くなると血栓ができて、脳梗塞の原因になることがあります。

 

血管に狭窄がある場合はまずは高血圧、糖尿病、喫煙などのリスク因子をしっかりと管理する必要があります。

 

また頸動脈に狭窄がある場合は心臓の血管に狭窄を伴う場合があり心筋梗塞などにも注意が必要です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


年をとると認知機能が低下する理由

2017年12月09日

年をとると認知機能が低下しますが、これは神経細胞がへるからではないそうです。

 

脳で実際にへるのは神経線維だそうです。

 

若い時は神経の突起がよく茂っているようですが、年と共にまばらになるようです。

 

その結果情報伝達が悪くなり認知機能の低下、記憶力の低下がおこります。

 

若いときに脳をよく使って神経の突起をたくさん作っていた方が、年をとってから認知機能は保たれやすいと考えられます。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


高齢者が「口をもぐもぐ」

2017年12月02日

高齢者で急に口をもぐもぐしだして、呼びかけても反応がないような場合は、「てんかん」の可能性があります。

 

てんかんは子供に多い病気ですが、高齢になると増加してきます。

 

脳卒中やアルツハイマーを伴っているとてんかんを発症しやすくなります。

 

特徴は全身けいれんではなく、口をもぐもぐしたり、一点を凝視して動作がとまるなどの症状です。

 

その場合抗てんかん薬が有効です。

 

こくぶ脳外科・内科クリニック


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