首下がり症候群
2019年08月31日
首が前に垂れ下がってしまうため、前が見えにくくなり首の痛みが見られる場合があります。
パーキンソン病の方にみられる症状のことがあり、病気自体の症状の場合もあるし薬の副作用で起こる場合もあります。
パーキンソン病以外にも、筋肉や末梢神経、関節の病気でみられることもあります。
原因に応じた治療が必要になってきます。
こくぶ脳外科・内科クリニック
めまいと頭痛が同時に起こる
2019年08月24日
以前から片頭痛のある方で、頭痛に伴ってめまいを起こす場合は片頭痛に伴うめまいの可能性があります。
めまいは回転性であったり、非回転性であったりするようです。
持続時間は数秒のこともあるし、数時間続くこともあります。
片頭痛もちの人がめまいを伴う場合はこの前庭性片頭痛を疑いますが、めまいの治療として片頭痛の治療が必要です。
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群発頭痛と酸素療法
2019年08月17日
群発頭痛は片側の目の奥から周囲の激しい痛みで、約1時間程度持続して止まります。
この頭痛が1日に1-2回起こり約1か月程度持続します。同じ時間帯に起こりやすいのも特徴です。
群発頭痛の治療の一つとして、「酸素療法」が保険適応となりました。
頭痛の発作が起こった時に高濃度の酸素を吸ってもらうことで症状が緩和されます。
当院でも何人かに使用して頂いておりますが、ある程度効果があるようです。
群発頭痛は激しい痛みで、薬も効きにくいため「酸素療法」も有効な治療の方法と思います。
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認知症と妄想
2019年08月10日
認知症になるとさまざまな妄想がみられることがあります。
妄想はBPSDの一つであり、家族にとって介護負担になります。
認知症では、被害妄想と誤認妄想が多くみられるようです。
妄想は脳のドーパミン系の異常が関与しているようです。
物とられ妄想などは比較的認知症の早期からみられ、脳の障害に加えて心理社会的な要因が関与しているようです。
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乳汁分泌と脳腫瘍
2019年08月03日
妊娠していないにもかかわらず乳汁の分泌がみられる場合ば脳腫瘍の可能性もあります。
脳の下垂体という部位からプロラクチンというホルモンが分泌され、その結果乳汁分泌が起こります。
下垂体腺腫がホルモンを過剰に分泌します。
この場合、薬でコントロールできることが多いですが、手術が必要になることもあります。
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